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2005年04月 アーカイブ

2005年04月02日

ipod Shuffle case 加工図面完成。

2b6e252e.jpg 採寸したiPod Shuffleのデータを元にケースの図面を書きました。ネジ穴の位置や掘り込み部の詳細を決定するため一応CADを使用して製作しましたが、時間があれば方眼紙を使った図面でも可能です。
 注意点は、ケースの中にShuffleを入れますので、入れたときにある程度のオフセット(余裕)必要だということです。機能する部分は、ケース全体とイヤホンジャックの穴部、USBの端子、上面、背面の操作盤部分の箇所です。あまりオフセットを取りすぎるとカッコ悪くなってしまいますのでこちらも注意が必要です。
 上記の注意点をふまえ、実際に使用する予定のイヤホンジャックの採寸とUSBの延長コードのAコネクタメス部の採寸を行いました。今回の製作では、Shuffle本体のUSB端子をカバーしているキャップは使用せず、USB端子むき出しの状態でケースでカバーをする方式を取ろうと思っています。ですから、PCとの接続には延長のUSBが必要になります。
 次回は2次元図面を元に3D化したモデルをご紹介します。これで大体の形がお分かりになると思います。

 今回使った道具。
1.CAD、2.ノギス

no.1 iPod Shuffle

c2710f56.jpg USBタイプのメモリープレーヤーで、タイプは512MB,1GBがあります。発売当初から大人気で、店によっては1ヶ月待ちというアナウンスもありました。たまたまネットサーフィンをしていたら、amazonで24時間以内に発送という文字を発見し、即購入できました。購入したのは512MBタイプです。はじめてこうしたポータブルのプレーヤーを購入したのですが、非常に便利で感動しました。いつもなにか新しいものをプロダクトしてくれるアップルは大好きです。
 購入月2005年2月。

2005年04月03日

CSSは便利だ!!

 これまで、デザインはテンプレートのものを使用してしましたが、やはりちょっといじりたくなってトップのバナーのデザインと日付タイトルのロゴを変更してみました。こちらはすべてCSSで制御されているので、画像さえ作ってしまえば簡単と思いやってみました。CSSはアルミプラスのサイトを制作する際に勉強したのである程度頭に入っています。実際にやってみてもこれがとても簡単でした。徐々に他の部分も変更したいと思います。ホント便利です。

1-1初心者のためのアルミ加工入門〜1.準備編

 このカテゴリーでは、アルミ加工に関して初心者の方がスムーズにご自分で製作または、業者に発注できるようになるように解説をしていこうと思っています。
 最近ではホームセンターやネットショップなどアルミ素材を取り扱っている場所が増え、入手もそれほど難しくなくなりました。しかしながら、木材と異なり、加工道具などの問題で個人の方にはなかなか手を出しにくい分野かもしれません。そんなあなたのために少しでもお役に立てればと思いこのカテゴリーを作ってみました。
 

2005年04月04日

ipod Shuffle case 3Dモデル

1ea8e563.gif 前回ひいた2次元図面を元にCADをつかって3次元化してみました。完成予想は大体このような感じです。仕様は12.5mm×33mm×88mmとなっております。パーツは上下の2パーツで裏面からネジでとめる形です。2枚の表にでる面は外周をR加工します。なるべく原型に近い形をと思い、4カ所のコーナーはiPod shuffleと同じR4.5で設計をしました。
 このモデルでは首からぶら下げるストラップが使用出来ませんが、今後別の形で設計をしようかと思います。

2005年04月05日

1-2イメージしてみましょう。〜1.準備編

 いきなり図面を作るのは、難しいので以下の手順で考えていきましょう。 
 いま作りたいというものがありますか?もしなければここで終わってしまいますが(笑)、恐らくこのページをご覧の方は何か作りたいものがある方だと思います。まずは、はじめに作りたいものをイメージしてみましょう。イメージは1つでなくて結構です、できれば何パターンか想像してみてください。そこである程度固まってきましたら、紙に書いて見ましょう。上手い下手は関係ありません。今書いている私も恐らく下手な部類だと思います。まずは紙に書いて視覚化することで確認を行ってみてください。

2005年04月06日

USBAタイプメス部外側の寸法測定

b1405802.jpg 以前に干渉を気をつけて図面を書きましょうとお話しましたが、少し気になったので現物を何個か購入してきました。今回の製作部品では写真のようにiPod Shuffle付属のキャップを外して使うように設計しています。ですからケースが覆う予定のUSBの端子も考慮して設計しないといけません。そもそも接続部の規格はあるにしろ端子を取り囲むプレスで製作された外側には規格がないのではという不安が過りました。丁度秋葉に行く用事もあり、購入して測定を行ってきました。
左下の図を参考に
A社 A=14.9,B=7.4
B社 A=14.5,B=7
C社 A=14.9,B=7.3(単位はミリ)
とこんな感じでした。設計は大丈夫だったようです。
作った後にしまったということが無いよう念には念をいれましょう。(自分に)

2005年04月07日

iPod Shuffle caseもう一つのバージョン

78599609.jpg どうせ製作するのならついでにと思い、もう一つのバージョンをイラスト(へったぴな図で済みません。少し見づらいですね。)にしてみました。(それぞれ別々の設定で加工を行うと両面を併せた際に使用工具の摩耗度で若干段が出来てしまう可能性があるためです。)前回のものはストラップの取り付けが出来ませんでしたが、今回のバージョンではストラップを付ける部分も用意しようかと思っています。これで裏面が選べる2種類になり、TPOにあわせて使用できます。
 次回はこのイラストをもとにした3Dモデルをご紹介します。

2005年04月08日

タイトル変更。

 これまでのタイトル「アルミプラスのこれが欲しい」を変更して「アルミプラスのフロクII」にしました。このブログの以前に「アルミプラスのフロク」を行っていたのですが、こちらの新しいblogにも慣れてきましたので移行しようと思っています。とりあえずご報告まで。

2005年04月09日

ipod Shuffle case ver.2 3Dモデル

f4db1bf1.gif 先日紹介したイラストを元にもう一つのバージョンも3D化してみました。表の面は以前にご紹介したものと同じで、裏面だけが異なります。色々と迷いましたが、結局これで落ち着きました。Shuffle付属のストラップの穴径と同じにしてしまうとかなり出っ張ってしまいますので小さめに設計しています。ストラップの紐はユザワヤにでも行って探してこようかと思います。

2005年04月10日

no.2 iPod

818d1c9e.jpg HDDタイプのプレーヤーで、20GB、iPodの中では第4世代のもの。前々から欲しくやっと手に入れました。2月頃にWBS(ワールドビジネスサテライト)で裏面のステンレス鏡面加工が紹介され、バフ機に向かって職人さんがひとつひとつ丁寧に磨いている様子が映されていました。日本の町工場が技術が生かされている一品です。
 このiPodに関連するものもアルミプラスで今後カスタマイズ品を作りたいと思っています。

 購入月2005年3月、製品番号M9282J/A。

アルミプラスの方向性

 このカテゴリーでは、アルミプラスの方向性と今後の実際の活動についてお話できればと思っています。昨年の11月にサイトを開設して以来、お陰様で多くのお客様から、お問い合わせ、ご依頼を頂いております。予想を遥かに越える反響で、驚いているとともにやはり個人の方もものづくりをされたい方が沢山いらっしゃるのだなと実感しております。
 そもそも、アルミプラスのサイトはお客様から頂いた一言がきっかけで開設致しました。その一言とは「どこに頼んで良いかわからない」という言葉でした。このような方は今でも沢山いらっしゃるのではないでしょうか?そんな方々の為に少しでもお役に立てればと考え、サイトの開設を行いました。
 アルミプラスでは今後も個人様にお役に立てるよう様々な試みをして行こうと思っています。そのために私も色々と勉強して行こうと思っておりまして、実際に行動しております。次回はこの行動の内容を具体的にご紹介致します。

2005年04月11日

新しいカテゴリーを増やしました。

 本日より、新しいカテゴリーを増やしました。製作後、お客様から寄せられる嬉しい喜びの声をご紹介させて頂きます。
 製作者のわれわれにとって、作品を作り上げた時と、喜びの声を頂いた時は何とも言えない気持ちでいっぱいになります。皆様から喜びの声が頂けるよう今後もアルミプラスは頑張ります!!
 ここでご紹介させて頂く文面はすべてご本人のご承諾をえております。

非常に満足しています。

c241cd87.jpg ラジコンカーのモーターマウントを製作させて頂きました。製作パーツは左と右の各一つです。

(お客様喜びの声)
「本日、モーターマウント到着しました。仮り組みをしたところ、ピッタリと取り付けができ、シャフトもガタ無くすんなりと通り回転もなめらかで非常に満足しています。
 おまけとして、もう1式頂けた事もとても嬉しいです。マウントが破損するほどのクラッシュはまず無いのですが、万が一の時にはスペアが有ると思うと、とても安心できます。
 加工精度には心配していなかったのですが、自分の採寸、図面が有っているのか?の方が心配でしたが、それも問題ありませんでした^^」

嬉しいお声ありがとうございます。仮組みの写真も送って頂き、ありがとうございます。カッコいいですね。
*ここでご紹介させて頂いた文面、写真はすべてご本人のご承諾をえております。

2005年04月12日

材料の選びと大きさその1。iPod Shuffle aluminium case

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 図面の方は一応書き上がりましたので、加工の準備をしようかと思います。
 まずは、材料選びです。材料はアルミの機械加工でスタンダードなA5052にすることにしました。後の表面処理(アルマイト処理)を考えても適当な材料だと思います。試作が成功したらA2017(ジュラルミン)、A7075(超超ジュラルミン)も試したいと思っています。こちらはアルマイトが付きにくいので、仕上がりを少し考えないといけません。
 材料の選択は終わりましたので、加工用の材料の大きさを決めます。今回製作するパーツは、ノーマルタイプのトッププレート(表面にくるもの)、ボトムプレート(裏面にくるもの)、ストラップ穴付きのボトムプレートの3種類です。(トッププレートは2タイプ共通)仕上がり予定の大きさは左の表に掲載しました。準備段階の材料は左の表の寸法よりも大きめの寸法にしなくてはなりません。このパーツは外観部品ですので、なるべく削り出したそのままを生かしたいです。その為には加工の際に避けられないチャッングのマークや余計な傷は大敵になります。そこで今回は厚めの材料とやや仕上がり寸法より大きめのサイズで加工を行う事にします。
 加工前の準備した材料を次回ご紹介します。

2005年04月13日

材料の選びと大きさその2。iPod Shuffle aluminium case

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材料の仕上がり寸法を元に、所要の材料寸法を決め材料の準備に入りました。今回は弊社にある端材で間に合わせました。端材ですので所要の寸法を得るためコンターマシン(切断する機械、糸鋸ののようなもの)で切断を行いました。切断終了後、汎用フライスで角だし(6面または4面のそれぞれ直角をだして、寸法仕上げをすること)を行い、出来たのが左の写真です。今回、最終的にフライス加工で仕上げた寸法は表のようになっています。
 材料が準備でしたので「さあ!」と行きたいところですが、機械が当分空きそうにありません。その間に加工のプログラムを作る事にします。。
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2005年04月14日

目指すはその1〜切削コンサルタント

 「この図面で本当に大丈夫だろうか?」「こうしたいけどできるかな?」「費用が沢山かかるのでは?」など、個人様が加工をご依頼する際にご心配なことが多々あると思います。そうした不安を取り除くため、アルミプラスでは、メールなどの打ち合わせ段階で、出来る限りこちらからご質問をさせて頂くようにしており、最終的にお見積もりをださせて頂いております。。(「しつこいな、早く見積もりをしてよ!!。」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、お客様にご納得頂けないものは製作をしてはいけないと思っていますもので・・・)「どういった用途で使われますか?」というはじめに書いて頂く質問は、こちらがどのような用途で使用するというのが分かっていれば、最適な加工方法で最適な価格を提示できるためです。こうした短い質問と簡単な答えがあるだけで、お客様のお望みの品に一歩近づくような気が僕はしています。
 アルミプラスでは、お客様の身近な切削コンサルタントを目指し、ご満足頂けるよう努力して行きます。

注)切削コンサルタントという言葉は僕が作った造語で多分世の中にはないかもしれません。

町工場人のためのCSS入門

 最近、町工場の中でも少し話題になりつつあるCSSですが、これを町工場向けに解説する町工場人のためのCSS入門を開設しまいた。また、自分の首を締めていますが、小池製作所のリニューアルにも役立つのではないかと思い、はじめることにしました。このブログは町工場の方もご覧頂いておりますので、よろしければ町工場人のためのCSS入門ご一緒にご覧下さい。

2005年04月16日

目指すはその2〜ものづくり教室の設立

 アルミプラスの延長上として将来考えているのは、ものづくり教室です。以前某メルマガにも投稿したことがある内容なのですが、一応当時のものをご覧下さい。お題は「夢」です。
-------------------以下投稿内容---------------------------------
 ネットを始める以前は漠然としたことしか考えていませんでしたが、ネットを通じて多くの方と出会い、考え、今現在強く思っているのが、以下の夢です。(まだまだ想像の域ですので、問題点は沢山あります。ご了承ください。)
 ネットを通じ、工業高校の先生と知り合う機会に恵まれ、そのお陰でロボットコンテストや文化祭を見学することが出来ました。その場で見る高校生は私の知る高校生像とは異なり、物作りに真剣で、目が輝き生き生きとしており、いつも刺激を頂いております。世間では、若者の物作り離れが問題になっておりますが、こうした高校生の姿を見ているとまだまだ日本も大丈夫という希望が持てます。
 しかしながら、やはりこうした人たちが減少していることは事実であると思います。そこで私が考えているのが、「物作り教室」(〜副題ジパング復活〜)です。これは、小中学生を対象に習い事感覚で物作りに触れてもらい、物作りの楽しさを体験してもらおうというが目的です。(小中学生を対象にした背景としては、様々な理由がありますが、ここでは省略させて頂きます。)
 実際にどのようなことをやるかといいますと、例えばですが、
 「お父さん養成講座」
 昔のお父さんは、家で不具合などが生じると修理することができました。しかし、今のお父さんはどうでしょうか?「水道のパッキンの交換」や「自転車のパンク修理」など、生活に即した形で、子供たちにも出来、興味を持ってもらえる講座を行えればと思っています。そして、昔のように「さすがお父さん」といわれるようなお父さんの威厳を復活させる講座です。
 「自作ロボット講座」
 近年、子供たちだけでなく大人にも人気のあるロボットの製作講座です。(ここで町工場の威力が発揮されます。ロボット製作では町工場の加工技術が必要とされる時が多々あります。)ロボット製作は、やってみたいけどなかなか知識や技術がなくて諦めているお子さんが多いと思います。そんな子供たちが集まり、いろいろと相談などをしながらロボットを通じて物作りの楽しさを知ってもらえればと思っております。
 技術的には、本格的になれば板金加工や旋盤加工、フライス加工も必要になってきます。そうした際は、こうした加工のスペシャリストの方を講師に迎え指導して頂ければと思っております。このほかにもフリースタイルで物作りをするようなものもあげられます。例えば椅子や本棚など。。
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上記のような講座で、やすりの使い方からフライス盤や旋盤の使い方に触れることで、0から物を創り出す楽しさを体験してもらい、「物作りをしたい」「将来は町工場で働きたい」と子供たちに思ってもらえるような環境を作りたいなーと思っております。そして、日本全体でこうした動きを見せれば、物作りに対する考え方や見方が変ってくると思いますし、日本の物作り復活になるのではと考えております。
 この実現のためには、まず私自身が物作りを楽しんで行い、技術を磨く必要があります。実現させるためには大変な道のりだと思いますが、頑張っていこうと思います。
 今回書かせて頂いた内容は、まだまだ漠然としており実際どうやってというのは思考しなければならないことが沢山ありますが、一応現在の私の夢の一つです。恥ずかしながら、勇気をもって情報発信させて頂きました。
-------------------以上---------------------------------
 この内容は丁度2年前の2003年の4月に書いたものです。上記の内容に少しでも近づけたいと思い、この春から大学に通うことにしました。通うといっても週1回の1科目だけで、この科目を習得することで、一応工業高校の免状が取得できます。こうしたものづくり教室を開くのにあたり、必要性を感じこの機会に是非にと思った次第です。本日はその初日で、なかなか面白い授業で今後が楽しみです。この内容に関しましては今後このblogで随時ご報告したいと思っております。

2005年04月17日

NOKIA6630

709ff465.jpg NOKIA (ノキア)の携帯NOKIA6630を購入しました。ノキアはフィンランドの会社で、携帯端末の会社としては結構有名だったりします。
 いままで、家族で別々の名義だったので、色々と考えたあげく、長年使って来たdocomoとさよならをしてvodafoneに変えました。以前より気になっていたこのNokia6630 (Vodafone 702NK)に即決して買いました。なんと言ってもデザインがカッチョイイです。僕は普段携帯をポケットに入れるので、現在多い、折りたたみ方式だとかさばってしまい、不満を持っていました。しかしかといってあまり小さい携帯だとボタンが押しづらくて仕方がないし。。昔みたいなシンプルでカッコいいのがないかなと思っていたらこの携帯に出会えました。
 しばらく使っての感想。
良い点。機能が多い。割と軽い。
悪い点。電源をいれてからの起動が異常に遅い。(恐らく30秒程度)、たまにシステムがフリーズする。マニュアルが読みづらい。。
ちょっと悪い点が多いですが、概ね気に入っています。

Vodafone 702NK(NOKIA6630)

1ba35d41.jpgVodafone702NKのカタログ。
携帯電話で貰ったカタログはこれがはじめて。コレクションに追加。

2005年04月18日

祝Google掲載!!

 いつかなー?と心待ちにしていたGoogleの検索結果ですが、掲載初日に現れてから、その後音沙汰がありませんでした。今日検索をかけてみたらようやく反映されたようです。思っていたキーワードにもバッチリマッチして、まずは一安心。(順位も結構上でした。)これで、多くの方にご覧になって頂けます。今後も更新張り切ります。乞うご期待!!。

トップパネルの加工シュミレーションその1〜iPod Shuffle アルミケース

dddad758.gif 機械の方が空かないので、加工プログラムを製作。今回制作したのは、トップパネルの内側で、左の図は加工イメージです。主な加工内容は、
1.ケースのトップパネルとボトムパネルをつなぎとめるねじ穴
2.本体が入るポケット
3.本体のUSBオスの逃げ溝
4.本体とイヤフォンを接続させるための逃げ穴(半かけの円)です。この加工で使用する工具は8本を予定しています。
図を見てお分かりかと思いますが、今回のこのケースでは純正以外のイヤフォン、ヘッドフォンでも使用できるように設計しています。ですからL字型のジャックも使えたりします。これがこのケースの大きなポイントだったりします。

2005年04月19日

トップパネルの加工シュミレーションその2〜iPod Shuffle アルミケース

34e7ed6f.gif 前回に引き続き、加工のプログラム制作。今回は、トップパネルの外側で、左の図は加工している様子です。見にくいかもしれませんが、白のメッシュのものが工具となります。今回の加工内容は
1.ケースの外形取りとその外形の面取り
2.iPod Shuffle操作盤及びLED表示部分の加工。
3.表面の仕上げ。です。
前回、行わなかった外形取りをこの段階で行います。これは以前にお話しましたが、側面への傷防止のためです。材料を機械にセッティングする際、バイスで把握するとアルミのような傷のつきやすい金属はその跡が残って残ってしまいます。アルマイト加工で消える場合もありますが、折角なら綺麗に作りたいものです。そのため、なるべく外形加工は後に残し、加工を行っています。
 もう一つのポイントは操作盤やLED部の面取り、及び外周のR加工、表面の仕上げに関するもので、こちらは全てボールエンドミルで仕上げます。通常の機械加工では、R加工や面取り加工はRカッターや面取り工具でこちらの加工は行いますが、ボールエンドミルを使用すると綺麗に仕上がります。ただ時間がかかります。でも世界に一つだけのものですから、僕は敢えて選んでいます。表面加工はボトムパネルと合わせるため、ボールエンドミル仕上げにしました。(Ver.2のボトムパネルに突起があり、通常のフライス仕上げが出来ないためです。)
 この加工が終わった後、裏返して余分な厚みをフライスカッターで取り除けば、トップパネルは完成となります。

バイス・・・機械加工などで使用する部品を挟み固定する道具。
ボールエンドミル・・・円形で、先が半球状になった工具。

2005年04月20日

Japanese domestic market only

 海外から電話でのお問い合わせは来た事がありますが、今日はじめてメールで英語の問い合わせがありました。つたない英語力で読み、お返事をしましたが、こうした場合、いつも思うのは「もっとしっかり英語を勉強しておけば良かった」ということです。一応ホームページでは、下の方に「日本のみですよ。」と掲載していますが、やはり、世界の人ともお話がしたいと少し思っています。これを機に少し英語も勉強し直そうかと思っています。折角iPodも買った事ですし・・。

2005年04月21日

no.3 iPod Dock

611772c1.jpg iPod用のDockです。Dockのカバーは20G用、40G用で選べるようになっています。背面側にケーブル端子とラインアウトの端子があります。初期の頃のiPodはこうしたDockも付属品としてついていましたが、最近のものはほとんど付いてなく別売りという形になってます。今現在、こうしたDockが付いているのは、iPod Photoの上位モデルのみ。
今度は、Dock関係のものも少し作ってみようかと思っています。

2005年04月22日

1-3イメージを絵にその1。〜1.準備編

4d3ac51c.jpg そろそろイメージは固まってきましたか?僕も大体イメージが出来てきました。今回はiPod関連のものを作ってみようかと思います。まずはじめにイメージしたのが左の図です。これはiPodの充電やコンピュータへの接続、ステレオなどに接続する際に便利なDockをアルミで飾ってドレスアップしようかと思っています。使用するDockは純正のもので、それをアルミで覆うような構造を考えています。これはごくごくシンプルなタイプですが、もう一つ案があります。それは次回ご紹介致します。

2005年04月25日

日本の伝統芸術〜生け花

bdd70a6d.jpg 先週末の学校の帰りに日本橋の高島屋に行ってきました。アルミプラスのお客様ご使用例でご紹介させて頂いている花器を製作ご協力させて頂いた方から花展の招待状を頂き、行ってきました。「池坊専永家元継承60年記念 いけばなの根源池坊展」と題された花展だったのですが、これが壮大なスケールで、お華など分からない僕でも凄いという分かり、日本の伝統芸術の奥深さを感じました。お華というと床の間をイメージしてしまいますが、この花展では一つの作品がとても大きく、花器だけでもどうやって運んで来たの?と思うほどのものでした。作品はときには力強く、ときには可憐に、上品にと色々な表情があり、見ていてうっとりするものが多かったです。
 ちょうどカメラの電池がなく、携帯のカメラで撮影をしたもので、画像が悪いですが、左の写真はその一例です。

Proにバージョンアップ

 これまで、livedoorの無料サービスを使用していましたが、今日からProに変更しました。皆様がこのブログにどれだけご興味を持って頂いているかというのが前々から気になっていましたので、アクセス解析のサービスの付いたProに変更しました。有効に活用して、よりよい情報をご提供出来ればと考えております。

2005年04月26日

理想の品を手にできました

 嬉しい喜びの声を頂きましたのでご紹介させて頂きます。
(お客様喜びの声)
「土曜日に製作物が届きました。非常に美しく仕上げられているので嬉しかったです。
 オーディオを重ねる際のスペーサーを色々考えたのですが単純明快に、異種金属面同士の接触・摩擦と重量・剛性よって“鳴き”を止めようと天板の鉄製カバーいっぱいの大きさで、厚み10mmの「板」にし注文させていただきました。大きさが製作可能な規格を超えていたのですが快く無理を聞いて頂き、お陰様で理想の品を手にできました。
 早速オーディオに設置しましたところ機器の“鳴き”が止まり、ルックスも非常に高級感あるものになりました。オーディオ・メーカーさん自身、これ、売り出せばいいですよね!!)
 今後もスピーカー・クラフトなど自分なりに考案した様々なパーツを作っていただこうかと夢が広がります。また、本業の芸術作品の方面でも精密な“アルミ機械加工”ならではの素材感を活かしたオブジェを作ってみたくなりました。」

*ここでご紹介させて頂いた文面、写真はすべてご本人のご承諾をえております。

2005年04月27日

いやはや、勉強になりました。前編。

 今週の頭くらいから、CAD/CAMを使用しているPCの調子が悪くなってきました。立ち上げをすると「warning」の文字と英語のアラート、「なんだなんだ」と調べて行くうちにどうやら「ハードディスクがもう駄目になるから、早めにバックアップをとって新しいものに取り替えてください」といっているらしい。ここで一瞬目の前が真っ暗に。。。ハードディスクの交換といっても、それだけでは済まなく、このマシンにはDNC用のPC(*)とネットワークを組んでいたり、CAD/CAMの設定や会計用のデータなどもあって面倒なんです。。それにホントにハードディスクだけなのかという不安もありました。
 そこで昨日、近所のパソコン屋さんに相談に行きました。「使用しているPCはDell Precision330ワークステーションで、こんなアラートが出たのですが・・」と症状を話していたら、古いHDDをそのまま新しいHDDにコピーできるソフトがあると聞き、少し安心しました。今は便利なものがあるんですね。でも最後に「その症状だとマザーボードも弱っているかもしれませんよ」と不安な一言。
 そして、今日Dellのサポートに連絡して見たらHDDの交換のみで大丈夫ですよ心強いコメントを貰い早速HDDとソフトを買ってきました。
 「よしやるぞ」と思ってはじめたのですが・・・。(後編につづく)

(*)加工データをPC接続を通し機械に転送させながら運転を行う方法で、弊社ではCAD/CAM用のマシンとは別にPCを用意しています。

2005年04月28日

いやはや、勉強になりました。後編。

 購入したものは、HDDとソフト。HDDはバルクを買ってきました。ソフトのマニュアルを読みながら、作業を開始し、あるところでつまづきました。「マスターとスレーブの設定って??」「ジャンパーピンって??」。以前にHDDの交換はしたことはあるのですが、今回の場合、古いHDDから新しいHDDに最初コピーをしなければならなく、増設という形ははじめてでしたので、全く分からない状態でした。しかも、マニュアルが白黒のよく分からない写真でして、取りあえずやってみようと思い、繋げてみたところPCがうんともすんともいわなくなり、額に冷や汗が・・・。まずいなーと思いながら、しばらく考えた上、PCに詳しい方に連絡をし、説明を受け何とかかんとか接続成功。
 その後は、順調に事が進みなんとか復帰できました。そんなこんなで結局朝から夕方までかかってしまい、ながーい一日が終わりました。
 でも早めに交換ができて良かったです。これが納期が重なっていたときに壊れてしまうととんでもない事になりますので。今回はじめて弄ったBIOSの設定も少し分かりましたので、良い勉強になりました。今度の時は焦らないで済みます。(あんまりあっては困りますが・・・)

2005年04月29日

no.4 PowerBook G4 12" M8760J/A

17e91cd0.jpg 今、自宅で使用しているメインマシン。2年前に購入したPowerBook G4 12" (M8760J/A)です。仕様はCPUはG4の867MHz、メモリは640MBで、OSは10.3.9。一応AirMac Extremeカード搭載です。
 ウェブやブログ制作はこのPCでやっています。12インチなので、画面が小さいためもうひとつディスプレイをつないでデュアルディスプレイで使っています。

PowerBook G4 2005年2月

56b350fa.jpg PowerBook G4の2005年2月のカタログ。モデルは12,15,17インチタイプ。CPUは1.5GHz〜1.67GHz。

2005年04月30日

アルミ風船には注意!!。

31dd23a6.jpg 今日、地下鉄に乗り、改札を出て目に留まった注意書き。そういえばアルミ箔と同じなので電気を通すので危ないですね。以前はイベントなどがあるとよく見かけましたが、最近見かけなくなったような・・・。小さなお子さんがいらっしゃる方は注意が必要ですね。張り紙になっているくらいですから、きっとこうしたケースが多いんでしょうね。
 ちなみにgoogleで検索したら同じような記事を書かれている方が結構いました。皆さん気になっているんですね。

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