作品no.16 ロボコン 

作品no.16ロボコン

 コンテスト用ロボットには、重量やサイズに様々な制約があるため、如何に少ない部品で必要な機能を満たせるかがポイントになります。同時に、外観の格好良さもこだわりたいところです。今回は、かわさきロボット競技大会規格のロボットフレームを紹介します。

 ユーザ様から次のような感想を頂きました。

「サイズ30センチ強、1.5mm厚のアルミ板を加工する場合、レーザーやタレパンを使うことが多いのですが、今回敢えて切削加工をお願いしました。レーザーでは切断面や穴径の精度に難が有り、タレパンでは長い直線加工に継ぎ目ができるなど不満な点があったのですが、今回の加工品には全くそのような点が無く感激しています。手加工では難しい微妙なRも綺麗に仕上がっています。比較的大物な薄板の加工は手間がかかると思いましたが、快く受けていただき大変感謝しています。これからもよろしくお願いします。」と嬉しいご感想も頂きました。

 切削加工の場合、通常、こうした薄板の加工が難しいのですが、このパーツ専用の加工治具を製作、使用することで加工を可能にしています。実は、この治具の出来、不出来がパーツの精度の善し悪しを決定します。

作品no.16フレームにモーター、ギアを取り付けた様子

 フレームにモーター、ギアを取り付けた様子

作品no.16ロボコン,フレームを取り外した様子

 フレームを取り外した様子