前回に引き続き、iPod Shuffleアルミケースの表面の加工です。トップパネル、ボトムパネルともに加工をしました。今回使用した工具は5本、加工時間はトップパネルが60分弱、ボトムパネルが45分でした。
左の写真はそれぞれの加工後の様子です。全周のRはボールエンドミルと呼ばれる半球状の工具で切削加工を行いました。以前もお話したかもしれませんが、通常はこうしたR部分は加工時間の短縮化から、インナーRカッターと呼ばれる工具で加工を行います。ボールエンドミルと加工時間の比較をすると10倍以上は違ってくると思います。でも、Rカッターだとボールエンドミルほど奇麗には仕上げられません。どうせ作るなら奇麗なものの方が良いですから、僕はこちらを選んでいます。同様に表示盤、裏面の操作盤の窓部分の面取りもボールエンドミルで仕上げました。
トップパネル、ボトムパネルと本体が入った様子の写真をそれぞれ掲載しました。次回はそれぞれの表面を削って仕上げます。