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アルマイトのお弁当箱が宝物

 昨日、ブログを書いてからテレビを見ていたら「二十四の瞳」をやっていた。小学生くらいの時に、渋谷東急の映画館で白黒映画を見て以来の同作品。舞台の風景もよく、子供たちの演技にも感動した。こうした戦争時代のドラマや映画は、なるべく見るようにしている。今では、当時のことを語れる方も少なくなってきているので、子供に伝えることも考えて見ています。
 「二十四の瞳」を見ていて気になったことが一つ。それはアルマイトの弁当箱です。これはとても重要なアイテムとして登場します。アルミのお弁当箱に絵柄が入ったものが当時大人気で、それを持っていない子供はお弁当を隠しながら食べる。その子はやがて家庭の事情で小学校を辞めなければならなくなり、別れ際に先生からゆりの花の絵が入ったアルマイトのお弁当箱を貰います。その子は「アルマイトのお弁当箱は宝物」と劇中で言っていました。
 
※アルマイト処理(正式には陽極酸化皮膜処理)は日本で開発された技術です。当時、ジュラミンのような耐食性の悪いアルミを補うために開発されたものです。

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2005年08月03日 20:24に投稿されたエントリーのページです。

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